県指定文化財 大日山古墳
小貝川から広がる肥沃な低地。そこにわずかに突き出た岡台地の先端に、県の史跡に指定されている大日山古墳があります。古墳時代後期の築造とみられる円墳で、墳丘上に岡神社が建っています。一帯には古い石碑や石仏が数多く見られますが、これは中世から近世に盛んになった大日信仰の名残で、大日山の名もそこからきていると考えられています。
朝日を拝むには格好の位置にあり、宗教的雰囲気の漂うところですが、地元ではこの古墳こそ将門の墳墓であると伝えられてきました。更に、古墳の脇が広場になっていますが、ここに将門の愛妾(あいしょう)桔梗(ききょう)が住んだ朝日御殿があったといわれています。
桔梗はここで毎朝、日の出を拝み、将門の武運を祈っていましたが、将門の敗死の報を聞くと台地の下にあった沼に身を投げて、悲しい最期を遂げたという話が語り継がれてきました。
基本情報
- 所在地 岡1179 大日山古墳の位置(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
- 指定年月日 昭和14年2月1日
- 管理者 岡地区
取手市の情報ページ
問い合わせ先
取手市教育委員会 生涯学習課 埋蔵文化財センター
所在地:取手市吉田383
電話:0297‐73‐2010
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- 2022年4月5日
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