県指定文化財 長禅寺三世堂(ちょうぜんじさんせどう)
長禅寺三世堂(ちょうぜんじさんせどう)


長禅寺の南側の石段をのぼりきると、正面に建つのが茨城県指定文化財の三世堂です。外観は2層ですが、内部は3層になっています。また、「さざえ堂」と呼ばれる形式になっており、上り専用階段と下り専用階段があり、堂内は参拝者が交差せずにまわれるようになっています。1層には坂東三十三か所観音札所、2層には秩父三十四か所観音札所、3層には西国三十三か所の各本尊の写しを安置しており、合計百体の観音像があることから、百観音堂とも呼ばれています。
さざえ堂は、群馬県太田市の曹源寺、埼玉県本庄市の成身院、福島県会津若松市の旧正宗寺、青森県弘前市の蘭庭院と、長禅寺を含めて全国で5棟しか残っておらず、大変貴重な建物です。
通常は内部の公開はしていません。特別公開は、例年4月18日に行っています。
基本情報
- 所在地 取手2-9-1 長禅寺三世堂の位置(外部リンク)(別ウィンドウで開きます)
- 指定年月日 平成16年1月8日
- 管理者 長禅寺
取手市の情報ページ
問い合わせ先
取手市教育委員会 生涯学習課 埋蔵文化財センター
所在地:取手市吉田383
電話:0297‐73‐2010
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- 2022年4月4日
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